PROFILE

岡村泰之 岡村泰之
一級建築士事務所 岡村泰之建築設計事務所主宰
●経歴
1960 鳥取の片田舎のおもちゃ屋の2階で産声を上げる
考古学者、あるいはロケット開発技術者になることを夢見ながら18歳まで文字通り「のほほん」とした少年時代を送る
1978 大学進学のため上京
1982 芝浦工業大学工学部建築工学科卒業
1984 芝浦工業大学大学院修士課程建設工学専攻修了
1984 理論派前衛建築家で知られる藤井博巳建築研究室入所
1986 3人のボスが三人三様のデザインをするSKM設計計画事務所入所
1988 友人と3人で第四建築設計社 一級建築士事務所設立
1995 ~2001年 東京テクニカルカレッジ非常勤講師
2000 一級建築士事務所 岡村泰之建築設計事務所に改称
2010 ~2015年 芝浦工業大学非常勤講師
大阪花の博覧会「山のエリア」基本計画に参加等、 都市計画から住宅の設計まで幅広い設計活動を展開
「快住計画」という戸建コーポラティブプロジェクトを展開中
現在に至る
●受賞暦
MCH住空間研究所主催「HOUSE OF CUP ‘88女のための家」に佳作入選(審査員:ピーター・ウィルソン/1988年)
第26回INAXデザインコンテスト部門賞(キッチン・居住空間)「RU-HOUSE 1」natures(審査員:会田雄亮、中村好文、木下庸子/2005年)
第9回都市住宅プロポーザルコンペ入選(審査員:古谷誠章/2005年)
●著書  
「ちくわハウス」(出版社:ラトルズ/2007年) 「ちくわハウス」(出版社:ラトルズ/2007年)
「増補 建築バカボンド」(出版社:イースト・プレス/2012年) 「増補 建築バカボンド」(出版社:イースト・プレス/2012年)
「図解でわかる最高に楽しい住宅デザイン」(出版社:エクスナレッジ/2013年) 「図解でわかる最高に楽しい住宅デザイン」(出版社:エクスナレッジ/2013年)
●好きなこと・もの ボ~ッとすること。できればビール片手に海を見ながら。たばこか酒かどちらかを選ぶということを自らに課した結果、酒を選んだ。特にビールと赤ワインが好物。映画、芝居、読書も大好き。
●嫌いなこと・もの 徹夜。せかせか働くこと。うそをつくこと、つかれること。面白みを感じないことをむりやりやらされること。今となっては、たばこ。
●マイブーム 2011年秋からテニスを始めた。奥が深くなかなか上手くなれないけど、テニスをすることにはまっている。Jリーグ、日本代表、ヨーロッパ、を問わずサッカーを観ること。サッカーは空間的な意味において建築に似ている。
■読書 興味あるものはなんでも手を付ける。異なる傾向の作家だが、とくに村上龍と村上春樹が好き。島田雅彦も好き。
■音楽 妻の影響でボサノバなどのブラジル音楽を聞くようになった。じっくりものを考えたい時は「CHORO CLUB」を、ノリノリのときは「ゴンチチ」を聞きながら仕事をする。ジャズピアノも好き。ビル・エバンスも好きだが、最終的にたどり着いたのはセロニアス・モンクである。
■映像 ジム・ジャームッシュとビム・ベンダース、そしてウッディ・アレンが好き。最近は岩井俊二も好き。メタな感じがするものを好む傾向あり。写真家の植田正治氏をこころの師として、建築のデザインをしている。
■パフォーマンス・アート 芝居やダンスパフォーマンスを観るのも好き。(ダンスで好きだったのは、「ダムタイプ」。芝居で最近注目しているのは、平田オリザさん。実は、1989年11月17~19日に駒場アゴラ劇場で仲間と上演したMANBO 999「ソロモンの指輪」という、芝居・ダンス・音楽・建築を融合したパフォーマンスに、舞台監督と美術で参加したことがある。)